シベリアのオムスクにある児童公園は、映画「ストーカー」の監督、アンドレイ・タルコフスキーにプロデュースされたかのようである。
シベリア、バルナウルの子どもたちに悪い夢を見させそうな、塀で囲まれた児童公園にようこそ。
この少女は、文字通り、「両目から血を流して」いる。どれほど心が病んでいれば、こんなものを作ることが出来るのであろうか?
こちらもシベリアのヤクーツク。ロシアのこの地方の出身者はとりわけタフである。
この怪物はグロモゼカと呼ばれている。実際は、あるSF寓話からとられたアンドロイドのようなものなのだが、そんな印象を受けなかったとしても咎められはしない。
バルナウル郊外にあるこの公園の背景にある空虚な野原を見ると、何か美しくもあり、陰鬱でもある。打ち捨てられた希望と新たな始まりを同時に考えさせられるような光景だ。
ウラル地方のマグニトゴルスクの公園。ロシア民話のキャラクターが置かれている。ただ我々はどれがどれかを見分ける法医学的な技術を持ち合わせてはいない。1つは、映画「ドグマ」の糞便の鬼に似ている。偶然だとは思うが。
北ロシアの都市、ムールマンスクにある児童公園は「フェアリー・テール」とも呼ばれている。決してハッピーエンドではないようではあるが。しかし「おとぎ話」は必ずしもハッピーエンドに終わらねばならないわけではない。
サラトフ(中央ロシア)にある、「水没した」公園。・・・いや、最初からこうなるように造られたわけではないのだが。
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