モスクワっ子たちの暗黙のルール10選 パート2

Ilya Pitalev/Sputnik
 モスクワの生活はあなたの街の生活と似ているだろうか?モスクワの典型的な特徴について、より詳しくお話しよう。

1. よそ者を好まない 

 しかしけして態度には出さず、「ゴムのように伸びるモスクワ」についての長い解説などなしで、である。なぜなら「モスクワ特有のスノビズム」と呼ばれるものを実はモスクワっ子たちは持ち合わせていないからである。こうした感情を持っているのはモスクワに少し慣れ親しんだ移住者である。モスクワっ子たちは自分たちの愛する街に溢れる教養のない田舎者のことを聞いたとき(たとえその事実には肯定的であっても)、黙って眉をひそめるだけである。

 

2. ピザよりもクラフトバーガーを愛する

 モスクワにあるバーガーショップとピッツェリアの数を比較してみると、どちらがより好まれているのかすぐに分かる。バーガーショップの数は、ごく普通のファストフード店から霜降り牛肉を使った高級店まですべてを含め、ピッツェリアの数よりはるかに多い。この数を上回るのは、すしとロールの店である。ちなみにモスクワではロシアのサラダを使ったロールが登場しているほどである。

3. 自動車やiPhoneはステータスを証明するものではない

 多くの人たちがまさに自動車や最新モデルのiPhoneのためにローンに頼っていることは周知の事実である。これはもはや秘密ではない。そんなわけで、自動車やiPhoneを持っているからといって、その人がどういう人かを判断できるわけではない。どんな者かは分からないのである。

4. 朝は地下鉄の紫ラインには乗らない。黄緑ラインを好む 

 紫ラインは地下鉄でもっとも混雑しているラインである。もしこのラインの端の方に住んでいるとしたら、朝の列車はまさに映画「300(スリーハンドレッド)」を思い起こさせることだろう。

 車両に乗り込むために、とりあえず両肘を使わなければならないのである。

 なおもっとも空いているのは黄緑ライン。黄緑ラインで移動するのは本当に心地よい。

 

5. サンクトペテルブルクを好きになれない 

 モスクワっ子たちは、ロシアの文化的首都であるペテルブルクに移り住めたらいいのになんて話を時折する。しかしこれは冬に1週間以上、ペテルブルクに行ったことのない、そしてベッドタウンに素面で行ったことのない人のセリフである。もし行ったことがある人ならば、ペテルブルクは地球上でもっとも重要度の低い場所になるのである。

 

6. フェイスブックに常に心配ごとを書き続ける

 人生のちょっとした出来事も、モスクワっ子たちはフェイスブックで大げさに書き綴る。するとすぐさま同じように、寒さや熱すぎるセントラルヒーティング、あるいは歩道のタイルや人間の無知さに関する熱い議論に参加しようとする人物が数十人と現れるのである。フェイスブック上の戦争は絶え間なく行われている。そしてその後、その議論をテーマにメディアが記事を書くほどである。

 

7. コネがすべてを解決してくれる

 職を見つける。部屋を借りる。子どもを良い学校に入れる。どんなときでも、コネはモスクワでは非常に利用価値のあるものである。もちろん、これらはコネなしでもできることだが、そうするとかなりの困難を強いられることになる。

 

8. クレムリンの壁のそばでは写真を撮らない。レーニン廟には行ったことがない。

 これはモスクワっ子たちは絶対にしない。平然とした顔で、どこかにまっすぐ急いで赤の広場を横切っている人がいたら、それはモスクワっ子である。モスクワっ子をそれ以外の姿で見つけるのは難しい(地方に住む親戚がモスクワに来た場合は除いて)。一方、レーニンの遺体を見るために廟を訪れるというのは、非常に奇妙で怪しい時間の過ごし方だと考えている。

9. モスクワは皮肉屋にとっての世界の中心地

 このレッテルはニューヨークやパリ(あるいはその他の世界の首都)の住民たちにも貼られて来たものである。しかし昔から「モスクワは涙を信じない」のは有名である。ここでは何かがうまくいかないとき、憐れみに訴えかけても意味はない。正当化するのも無益であるため、できればしない方がいい。モスクワでは他人の問題を心配する人はいない。誰かに頼って泣きつづけたり、状況でごまかしたりしてはいけないのである。そんなことをしたら、単純に冷笑的にこう言われるだけである。「だから何?わたしにも問題は山ほどある」と。そしてこれは事実である。

10. それでも渋滞の中を運転したい

 モスクワが毎日、渋滞に見舞われるのにはいくつかの理由がある。そしてそのうちの1つとしてわたしたちが確信しているのは、多くのモスクワっ子たちが、地下鉄で行くよりもはるかに時間がかかってもマイカーで移動したがるということである。車なら2時間、地下鉄では20分。そして地下鉄駅はすぐそこにある。というような条件下にあっても、モスクワっ子は自分の車で、好きなラジオ局の番組を楽しみながら、自分と向き合って2時間走ることを選ぶのである。

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