製作者らは「これはジョークではない。チェリャビンスクの大気汚染の状況を改善するために作られた環境プロジェクトだ」と述べている。
黒い雪はいくつかのロシアの地域でよく見られる現象で、とりわけ周辺に工場などがある場所で顕著である。活動家らはこのスノーグローブの売り上げ金の一部を新たな大気汚染のモニタリングセンサーの導入に充てたいと考えている。スノーグローブの値段は1個1,500ルーブル(およそ2,600円)で、それぞれの購入者にこの高尚な取り組みに貢献するチャンスを与えている。また活動家らはウラジーミル・プーチン大統領とロシア政府の高官、そして環境団体などにこの「黒い」スノーグローブを送るためのお金を集めている。
なお、街の希望のシンボルとして、白い雪のスノーグローブも販売されている。
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