「バラ色の眼鏡なしで世界が見える」:プーチン大統領がソチで柔道の稽古

Mikhael Klimentyev撮影/Global Look Press

 プーチン大統領は、ロシア南部のソチ市で、シリア正常化をめぐるロシア、トルコ、イランの首脳会談に参加した後で、スポーツセンター「ユーク・スポルト」の畳の上で、ボクシング、柔道、レスリングのロシア代表と会った。

 プーチン大統領は記者団に対し、柔道のおかげで、「バラ色の眼鏡」なしで(先入観や幻想抜きで)世界が見える、と述べた。 

 「運動するとアドレナリンが分泌されるのは、医学的に周知のこと」と大統領は指摘した。

 「気分が良くなり、生活が違ったふうに見えてくる。『バラ色の眼鏡』が目から外れると言ってもいい。そして、すべて物事がうまく行くようになる」。プーチン大統領は、その場に居合わせた人々に対し、こう印象を語った

五輪メダリストたちとの乱取りで汗流す

 また大統領は、チャンピオンたちとの稽古、乱取りの印象についても述べた。大統領と稽古したのは、ナタリア・クジュティナ、マンスル・イサエフ、ベスラン・ムドラノフ、イワン・ニフォントフといった五輪メダリストたちだ。

 プーチン大統領によると、ハイクラスの相手と稽古する方が安全だという。

 「相手の選手のレベルが高ければ高いほど、貴重な稽古になる。そういう選手は、感覚がいわゆる指の末端まで行き届いているから。しかも感じるだけでなく、何が起きているかはっきり分かっている。必要な場合には、助けたり、支えたりしてくれる。こういう選手と稽古する方が安全だ」。プーチン大統領は語った

 ベスラン・ムドラノフとのウオーミングアップの乱取りで、大統領は右手の指をちょっと怪我したが、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官によると、これは怪我とさえ言えないようなものだという。「何も深刻なことはない。スポーツはスポーツだ」 

 プーチン大統領は、11歳の頃から柔道を始め、「スポーツマスター」の称号を持っている。2006年にはヨーロッパ柔道連盟の名誉会長に就任。その4年後には、韓国の龍仁大学校から柔道の分野での名誉博士号を授与されている。

 

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