信じられないほどリッチな4人のロシア人のスキャンダラスな離婚

イゴリ・クベジノフ撮影/TASS, Getty Images, Pixabay
 愛がうまくいかなくなると、金がものを言う…

1. ファルハド・アフメドフ――英国最大の離婚調停

ファルハド・アフメドフ、タチヤナ・アフメドワ。

 アゼルバイジャン出身のロシアの実業家ファルハド・アフメドフは、史上最大の離婚調停の当事者となった。2年前、英国の裁判所は、元妻のタチヤナ・アフメドワに4億5,300万ポンド(アフメドフの財産の41,5%)を支払うよう決定した。この決定は、彼女が「家族の幸福に等しく貢献」したことを理由に判断されたものだ。ファルハド・アフメドフは、英国法廷の判決を「トイレットペーパー」呼ばわりし、上訴の準備を開始した。

 これまでのところ、裁判結果はさまざまだ。彼はロシアの裁判所に、妻とは2000年にすでに離婚していたことを証明してくれるよう依頼したのだが、裁判所は彼に有利な判決を下さなかった。一方、ドバイの裁判所は(法廷闘争は世界中で勃発中)、先ごろ英国の裁判所によって下されたこの億万長者のスーパーヨットの凍結命令を解除した。アフメドフは再び「ルナ号」で出航できるようになった。このヨットは、ロシアの別の大物実業家ロマン・アブラモヴィチから3億6000万ドルで購入したものとされている。

 『フォーブス』誌によると、アフメドフ(総資産13億ドル)は、長者番付世界67位のロシアの実業家だ。

2. ドミトリー・リボロフレフ――スイスの裁判所から言い渡された巨額の支払い

ドミトリー・リボロフレフと妻がモンテカルロ・マスターズを訪問。2012年4月 21日。モナコ公国。

 ロシアで長者番付第18位のオリガルヒ、ドミトリー・リボロフレフもまた、離婚闘争中には、財産の少なくとも半分を奪われる危機に瀕していた。モナコのサッカークラブを購入したことで知られ、汚職の嫌疑で起訴されたことで悪名高い彼の離婚訴訟は7年間続いた。元妻のエレーナは、2008年に離婚を申し立てた。2年後、スイスの裁判所はリボロフレフの資産を凍結、2014年には元夫の財産の半分である45億ドルをエレーナに分与するとして大打撃を与えた。当然のことながら、これは夫婦間の離婚闘争としては世界最高額となった。

 しかし、スイスの裁判所はこの決定を撤回し、リボロフレフに対し、元妻に6億400万ドルをの支払いを命じた。2015年に二人は示談により和解したが、詳細は公表されていない。翌年のロシア版『フォーブス』誌は、ロシアで最も裕福な実業家トップ200人にエレーナ・リボロフレワを加えた――彼女の資産額6億ドルで142位だった。 

3.ヴラジスラフ・ドローニン――ナオミ・キャンベルが邪魔をした

エカテリーナ・ドローニナ、ヴラジスラフ・ドローニン、カーチャ・ドローニナ、ナオミ・キャンベル、ヴァレリー・キャンベル。ナオミ・キャンベルが参加したファッション・ショー「Fashion For Relief 」にて。サマセット・ハウス、ロンドン、2010年2月18日。

 不動産王ヴラジスラフ・ドローニンとエカテリーナの結婚生活は21年間続いた。彼らが離婚したのは2009年のこと、2011年の推定資産額67億ドルの実業家が、スーパーモデルのナオミ・キャンベルと交際を始めたときだ。エカテリーナとは示談が成立し、報道によれば、彼女は1000万ドルを受け取ったという。

 キャンベルとの関係は5年間続いた。スーパーモデルと別れた後、ドローニンは彼女にモスクワ郊外にあるエリート向けの邸宅を引き渡した。この家は宇宙船のような外観で、高さ22mの塔がある。その後彼は、ロシア人モデルクリスティーナ・ロマノワと交際しており、非常に大きな婚約指輪を贈ったと言われている。 

4.ルスタム・タリコ――驚きの判決

ルスタム・タリコ。

 世界第2位のウォッカメーカーを所有するルスタム・タリコの裁判は、すでに挙げた人たちよりも幸運な結果だった。タチヤナ・オシポワはルスタムと結婚はしていなかったが、二人は6年間の共同生活で2人の子供をもうけていた。タリコと別れる際、オシポワは、彼の推定資産額18億ドルの3分の1に当たる扶養手当を求める訴訟を起こした。

 タリコはオシポワの申し立てに異議を唱え、ロシアの裁判所は父親の味方についた。子供たちはタリコと一緒にいるべきだという判決を下したのだ。さらに、慰謝料を払うべきはオシポワのほうだとした。しかし、最終的にオシポワとタリコは和解に至り、詳細は不明のままだ。

 

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