第68回ミス・ワールド・コンテストのファイナルが12月8日、中国の三亜市で開かれる。そこでロシアを代表するのがナタリア・ストロエワさんだ。
ナタリアさんは1999年に東シベリア、サハ共和国の首都、ヤクーツクに生まれた。
母親はヤクート人、父親はロシア人だが、母親はナタリアさんが生まれてまもなく、そして父親はナタリアさんが12歳のときに亡くなった。彼女は兄とその家族の元で育った。
14歳のとき、ナタリアさんはヤクーツクのモデル学校に入学し、プロのフォトモデルになった。現在もこのエージェンシーに属している。
学校を卒業したあと、ヤクーツクの北東連邦大学で医学の勉強をすることに。皮膚科医か形成外科医になるのが夢だ。
しかし2017年にナタリアさんはサハ・ヤクート共和国の美人コンテストに出場し、見事、ミス・サハ・ヤクートの座に輝いた。
そしてサハ・ヤクートを代表してミス・ロシア・コンテストに出場することに。
ナタリアさんは2018年のミス・ロシア・コンテストで3位を獲得、2番目の準ミス・ロシアの肩書を手に入れる。
ナタリアさんは、この新しい肩書だけでなく、奨学金も獲得する。現在彼女は、ピロゴフ名称ロシア国立医学研究大学(第2モスクワ医科大学)で勉強を続けている。
これまでの成功の影に何があったかと聞かれたナタリアさんは、これまでなんでも自分一人でやってきた。経済的なものを含め、どんな援助も断ってきたと語っている。
ロシアのメディアからのインタビューの中で、自分の成功を天国の両親に捧げると話すナタリアさん。
現在、ナタリアさんは2018年のミス・ワールド・コンテストのロシア代表となった。彼女に幸運の女神が微笑みますように。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。