クリミア、パルテニットのアイヴァゾフスコエ公園で、11月24日、改修工事を終えた日本庭園のオープニングセレモニーが開かれた。
改修工事は、ロシアのアナトリー・アンネンコフさん参加の下、日本の造園家、中根史郎さんが全面的に監修した。庭園は複雑な山の地勢上にうまく造られた。
公園は1960年代に造られたもので、今回の改修工事では全面的に作り直されることとなった。
何トンもの石がクリミアのさまざまな地域、またクリミアの外から運び込まれた。改修はすべて手作業で行われた。公園内には滝など、水を使った工夫が凝らされた。これらの水は、公園に植えられた植物に、水撒き以外にも水分を与えてくれるものとなっている。
植物の中には日本独特のホテイチクとモミジなども植えられており、公園は全体的に日本の哲学に沿って造られている。
建築家らの話によれば、公園には様々な季節に咲く花が植えられており、一年中いつでも楽しむことができるという。
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