着物風トップスに帯ベルト:ロシアの有名デザイナーの新コレクションに日本のモチーフ

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 ロシアを代表するデザイナー、ワレンチン・ユダシキンがパリのファッションウィークで、2019年の春夏コレクションを発表した。日本の伝統衣装の要素をふんだんに取り入れた今回のコレクションは観客たちを驚かせた。乳白色の着物風トップスに鮮やかなショッキングピンクのベルト、幅のある袖、パンツスタイルにゆったりとした羽織り。

 ユダシキンは新たなコレクションを製作するにあたり、日本文化にインスピレーションを見出した。

 ユダシキン氏は第1チャンネルからの取材に対し、「最近のフランスのムードと日本の衣装を融合させ、女性的なデザインを再び取り戻そうと試みた。今の時代は非常にアグレッシヴ。そのような時代にあって、美しくないとか流行でないとか言うことはできないが、なんらかのシンボルを持つことが重要ではないかと考えている。そのシンボルというのは女性である」と述べた

  ちょっと変わった色合いの刺繍がコレクションの東洋スタイルをより強調するものとなっている。一つ一つのつぼみは、ワレンチン・ユダシキン・ファッション・ハウスの職人たちの手で作られたもの。女性的なシルエットの中に浮かぶその繊細な刺繍は春のお花見を思わせる。

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