1.海軍記念日のパレードは、ロシアの「北の首都」サンクトペテルブルクと国内の沿岸諸都市で、最も美しく有名なイベントのひとつだ。
2. 7月29日、ロシアの人々は海外からの来賓とともに、「水上で互いに舞う」巨大な戦艦を目の当たりにした。観客たちはさらに、国じゅうの海上で、200年の伝統を持つ大砲が空に向かって放つ爆音を耳にした。
3.船が最も多く集まったのはサンクトペテルブルクだった。
4.午前10時、ペテルブルクは船やジェット機、ヘリコプターの音で目覚めた。これらの巨大な戦艦や戦闘機の登場に併せて、ペトロパヴロフスク要塞から大砲が鳴らされ、真っ白な制服に身を包んだ数千人の水兵が同行した。
5.サンクトペテルブルクのパレードには、40以上の船舶、38の戦闘機、ヘリコプター数機、4,000人の徴兵らが参加した。
6.人々は、北方艦隊最大かつ最強の海の怪物を見る機会を得ただけでなく、ロシア海軍の新装備である、フリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」や揚陸艦「イワン・グレン」、カラクルト級コルベット艦「ウラガン」、さらに、ロシア初のロボットボートも見ることができた。
7.どの船も、9ノット(時速約17km)の速度で列を成して進んだ。
8.これまではすべての船と潜水艦がパレードの間、海岸沿いに停泊していたが、今回は登場しなかった。