紹介するブログは、ロシア語を知らなくても問題なくフォローできる。画像や動画を見ただけで、ロシア北方に恋するに違いない。
1.北方の小さなおバカさん ワレリヤ・フレブニコワ
「チュコトカに関するすべてのこととその他のこと」。ワレリヤさんはロシア最北の人口4,500人の街、ぺヴェクに暮らしている。大都市からここに引っ越してきた彼女にとってはすべてが目新しい。白夜の中、眠るのに努力が要ること、交通機関の問題があること(飛行機でしか行けない場所である)、そして食料の値段。例えばチュコトカの卵はモスクワの価格の10倍である。しかしオーロラを眺め、地元のストロガニナ(凍らせた魚)を食べているとそんなことは忘れることができる。
2.伝説の中のチュコトカ、ラリサ・プレトニョワ
ブログにはラリサさん自身やその他のインスタグラムユーザーが撮影した驚くべきチュコトカの夕陽がアップされている。また神秘的な土地、そこに住む人々、伝統、文化などについての記事が掲載されている。アナディルにはホッキョクグマはいるのか?氷にはまって動けなくなるってどんな感じ?パイロットを待っている間、ヘリコプターは何を考えているのか?
3.一度、チュトコカで、エフゲニー・バソフ
エフゲニー・バソフさんはチュコトカの旅ブログを書いている。もちろんその旅行は簡単ではない。時は時間ではなく、日単位で計算される。この地域は特別な許可なしに訪れることはできないのだが、最終的に旅程は天候に左右される。お金はここではそれほど重要ではないし、あなたの最新型のスマホを見ても誰も驚かないだろう。質のよい回線は電話だけで、3Gのことなど忘れた方が良い。もし極北地方を旅しようと思うなら、その前にこのブログを読むのはマストである。
4.自然派写真家のブログ、イーゴリ・シュピレノク
ロシア西部にあるブリャンスク州生まれのイーゴリさんは1年間のうち数ヶ月をカムチャツカで過ごす。クマの赤ちゃんが泳いでいる写真やクロノツキー国立自然保護区の雪の中にいる素晴らしいキツネなどの写真は有名だ。野生の自然を愛する写真家であり、彼の作品展はロシア全土で開かれている。イーゴリさんのアメリカ人の妻ローラさんは環境保護活動家であり、彼女もまたロシアの人気ブロガーの1人である。
5. ヤクーチアのライブジャーナル代表、アレクセイ・トルスチャコフ
サハ共和国政府の報道官であるアレクセイさんは、生まれてからずっとヤクーチアで暮らし、ロシア中を旅している。ヤクーツクは世界で最寒の地であるが、それは暖かい歓迎を受けられないということではない。マンモスとダイヤモンドの地を訪ねたいと夢見ているのならライブジャーナルのアレクセイのブログをフォローしてみては?
6. 元モスクワっ子の日記、イーゴリ・ポドゴルヌィ
イーゴリさんはペトロザヴォーツクに住んで、素晴らしい湖と森にあふれたこの土地を紹介している。ブログには古い木造の教会、野生動物、そして暖かく親切な人々が登場する。
7. 地元の歴史研究家、ナタリア・アクセンティワ
ナタリアさんはブログを書いているだけでなく、ウラルのペルミ地方を研究する歴史家でもある。彼女は、この地方やもっと離れた地域の本当の生活を紹介している。これらは通り一辺倒のツアーでは決して見ることができないものだ。
西ウラル地方は訪れるべき多くの素晴らしい場所にあふれている。
8. ススマン市のブログ、ユーリー・スリュンコフ
写真家でありオートバイ好きでもあるユーリー・スリュンコフさんはこの2つの熱い趣味を融合させたビデオブログを作っている。彼は、マガダン州のススマン市やもっと離れた地域もオートバイで訪ね、文章や動画で紹介している。
たぶん、これらの場所について知っている人はほとんどいないであろうが、一度このブログで見てみると行って見たくなること請け合い。