創造性の爆発で心を吹き飛ばすロシアの奇抜なテレビコマーシャル7選

Russia Beyond; AP
 宙に浮くシャンデリアや、巨大なペンを担いで踊る女性たち。1980年代から1990年代のロシアのテレビコマーシャルにはすべてがある。

扇風機工場のCM、1990年

 カラフルなスカートを履いたアマゾン族の女性たちが大陸間弾道ミサイルを思わせる巨大なペンを担ぎ、事務員がアラブの首長に扮し、奇妙な男性が巨大なレンチを担いで、2人のアジア人が車に乗っている……。いや、これは回収されたばかりのアートシアターのホラー作品ではない。これはかつてロシアで作られた中で最も優れたコマーシャルの一つだ。果たしてこんなに積極的な市場戦略を持つ会社から扇風機を買わずにいられるだろうか。

扇風機工場のCM第2弾、1991年

 第1作では物足りないと言わんばかりに、この換気扇工場の経営陣はより壮大な続編となるこのマーケティングの傑作を世に放ち、再びロシアの視聴者に衝撃を与えた。

タッチコントロール式半導体電流調整器のCM、1980年代

 この会社の人たちは自社製品のネーミングに関してセンスがあったとは言い難いが、彼らの経営の才がこの弱点を見事に相殺している。デイヴィッド・リンチの最高の伝統に則って撮影されたこのサイケデリックな動画では、シャンデリアが部屋の中を舞い、女性が“魔法の”ボタンに触れる……。誰か、クーパー特別捜査官を呼んでくれ!

自動車ラーダのCM

 極めてタフな道をラーダで走り抜けるこのラリーは、ロシア製の車が最も獰猛で危険かつ優雅な動物たちに匹敵する不屈の怪物であることをアメリカの消費者に納得させなければならなかった。ともあれ実際にそれらしく見えている。

ラーダ2109のCM、1990年代

 「ポジション・ナンバーワン:ひと休み、ポジション・ナンバーツー:君が欲しい」と、ロシア軍の将校が新車のラーダのハンドルをまるで恋人の体の一部であるかのように撫でながら歌う。ロシア製の車を売り出すこのコマーシャルでは、兵士らが行進しながら自分たちがどんなにこの“美人”を手に入れたがっているかを歌う。

毎日24時間営業のキオスクのコマーシャル、1990年代

 真夜中に突然酒やスナックが欲しくなったらどうしよう。1990年代のロシア人男性にとってこれは愚問だった。彼らはすぐに最寄りの“ラリョーク”(箱型のキオスク)へ向かった。そこでは酒や必需品が毎日24時間売られていた。この興奮したもじゃもじゃ頭の男性と3人の若い女性が歌うのはまさにこのことだ。人生で最寄りのTTTキオスクへ行くよりも良いことはない……。

MMM(出資金詐欺会社)のCM、1990年代

 この10分間に及ぶ奇妙な家族ドラマは、1990年代の平均的なロシア人男性であるレーニャ・ゴルプコフの物語を描く。彼は正しき衝動(妻のリタに靴を買いたいという願望)に駆られてMMM社に投資するが、驚いたことに、すぐさまかなりの額の払戻金を得る。 彼の親類は仕組みが理解できないものの、彼はこの方式が気に入っている。レーニャは子供に教え諭すようにその原理を説明する。極めて真正な方法で撮影されたこの悪名高いコマーシャルが部分的に示すのは、いかにしてあれほど大勢の人々が、MMM社が提供する疑わしい方式に騙されるほど無垢になり得たかということである。

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