“フライステーション”のルスラン・ロマネンコ社長がロシア・ビヨンドに話したところによれば、日本の人々は屋内スカイダイビング(風洞内の飛行)というものを発見し始めた段階だという。
「日本においてこのスポーツの運命は事実上定まっていた。概してエクストリーム・スポーツに魅力を感じる人の割合が少ないからだ。そのため私たちのビジネスはスポーツ分野ではなく、娯楽分野を目指した。とはいえ日本での新スポーツの発展の一定の起爆剤になればという希望は捨てていない。」
そして3月末には日本初となる世界大会、サクラカップが行われる。“屋内スカイダイビング”の日本初のチーム、Meteosが参加予定だ。
ルスラン・ロマネンコ氏の話では、「日本の選手らは多大な努力と責任感を持ってトレーニングに臨み、入賞を目指している」という。さらに、“フライステーション・ジャパン”は屋内スカイダイビング世界選手権の越谷での開催を申請する予定だ。
ロマネンコ氏によれば、日本で事業を始めることは高い技術と安全性が要求されるために容易ではなかったという。結果として、越谷のウィンドトンネルは世界で初めて耐震性を備えた風洞装置となっている。また同時に世界で最も堅固で最も低騒音でもある。
フライステーションはここで立ち止まるつもりはない。将来然るべき需要があれば日本の別の地域でも同様の施設を開く予定だ。
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