ロシア人観光客を確実に見分ける8つの方法

アルチョーム・クレミンスキイ/Sputnik
 ロシア人たちはおそらく、すべての料金込みの旅先では、もっとも豪華でありながら、もっともちゃっかりしている人たちだ。それが、ゴールドのチェーンであろうが、ビュッフェの物をくすねるのであろうが、インパクトを与えることは間違いない。

 毎年、たくさんのロシア人が、日光浴やセルフィのために、太陽の降り注ぐ場所へと押し寄せている。他の寒い国から来たヨーロッパ人と同様、彼らは場違いでとても目立つことが多い。あなたは、飲んで騒ぐイギリス人とか、日焼け用ベッドを占領するドイツ人とかを想像しているかもしれない。ロシア人観光客には、ほとんど罪ともいえるような習慣がある。

1.男性たちはたいてい、派手なアクセサリーをたくさん身に着けている

 プールに入るために首尾よく服を脱いだものの、大きなゴールドのチェーンや時計を外すのを忘れたふりしているような男性がいたら、それはロシア人の可能性が高い。どうしてそんなことを?ひとつ考えられることは、イタリアやフランスのような場所に行くということは、ソ連時代に育った人たちにとって、あるステイタスを示すものだということ。存分に楽しまない理由はないだろう?

 しかし、こういう男性たちは、一年中ずっと金ずくめという可能性もある、でも、ふだんは冬物の服を着こんでいりから、あまり気づかない。にもかかわらず、休暇中のロシアの男性たちは、パフ・ダディと張り合えないこともない。

2.彼らは、履くものとなると、やや派手さに欠ける

 サンダルに靴下というロシア人男性のステレオタイプは、消えつつあるかもしれないが、ビーチは、その伝統がまだ残っている場所のひとつだ。サンダル文化は、まだロシア国内では流行らないが、これにはちゃんと理由がある――なぜ痛い思いをして石の上を歩かなきゃいけないのか?靴下を履けばいいことなのに、なぜ足の砂を払うのに時間をとられて煩わされなきゃいけないのか?私の見たところでは、これは、理屈が美的観点に勝る好例だ。

3.女性たちはいつもめかしこんでいる

 ファッション史家のアレクサンドル・ヴァシーリエフはかつて、ロシアの女性たちのことを、外国にいるとき、「彼女たちは、いつでも結婚できるよう準備しているかのような格好をしている」と言った。これはおそらく、ロシアの女性たちが、ちょっと店に出かけるだけなのに、ドレスにスティレット・ヒールというような服装をすることがよくあるという事実に起因している。

 外国に行くことは、ただ単に、このことを強化しているにすぎない。ロシア人女性の43%が、休暇中には「おしゃれに服を着ることが大切」という意見に賛成しているし、彼女たちは、世界で最もファッションへの意識が高い。

 このことはまた、ホテルの部屋で奇妙なほどにアイロンを使いたがることにもつながっている。あるホテルのオーナーは、ロシア人客は100%、アイロンを求めてきたと記録している。

4.とんでもなくたくさん自撮りをする

 きちんとドレスアップして、噴水のそばでポーズをとり、何百枚も写真を撮っているような女性を見たことがあるだろうか?もちろんあるだろう。誰だってある。もはや不思議に思うことはない――その女性は、ほぼ間違いなくロシア人だ。

 ロシアでは自撮り文化が広く普及していて、インスタグラムは(米国に次いで)2番目に活発な国となっている。外国旅行中のインスタグラムにいいのはどちらだろう、ヤシの木とビーチが周りにあるところだろうか、これから結婚式みたいにドレスアップしたところ?私もシャッターチャンスのようだ。

5.彼らは高いことも安いこともどちらもやる

 休暇中のロシア人たちに見られるような豪華さは、彼らのふだんの行動にも置き換えることができる。ロシア人たちは一般的に、外国ではたくさんお金を使い、気前よくチップをはずむ傾向にある。

 しかし、ロシア人観光客は、『フレンズ』のロスとチャンドラーがホテルで無料のアメニティを持ち帰るのには賛成だ。ロシアのジョークにあるように、「ホテルの床にねじで留められていないものは全部お土産」なのだ。匿名のある政府関係者までが、5つ星ホテルから、レザーの紙挟みを持ち帰ったことがあると言う。拾った物は自分の物なのだ。

 ロシア人観光客はまた、なんでも食べ放題のビュッフェでは、「並べられた料理は、あなたが人生で手にしたものの証である」という法則に従って、食べまくることでも知られている。ビュッフェに持ち帰り用の袋を持ってきた人だって見たこともある。

 無料のサンベッドを予約するために早起きするドイツ人たちにイラついたことがあるだろうか? とあるホテルが不満をこぼしているのは、ロシア人ゲストたちは一歩先を行っていて、サンベッドを自分たちの客室に持っていってしまうということだ。もはや打つ手がない、ドイツ人やイギリス人たちよ、注意が必要だ。

6. 彼らはいくぶん奇妙なことをする

 なぜ、体の3分の2をブルジュ・ハリファからぶらぶらさせて撮影している人はいつもロシア人なのだろう?外国でロシア人たちがパルクールに熱を上げる流行はどこから来るのくるのだろう?外国に行くことは、自分の命を危険にさらす必要性を感じさせるような、ある種の衝動なのだろうか?

 日光浴が、こうしたおかしな人たちをリラックスさせすぎるのだろう?悲しいかな、これらの問いはすべて未回答のままだ。

7. 彼らは愛の鞭に慣れている

ホテル「Kremlin Palace」

 外国で文化に無神経だと受け取られることは、ロシア人にとってはよくある普通のことだ。通りでやさしく突き押された後に「すみません」と言われたことがないだろうか?思ってもいないほどダイレクトに話しかけられたことがないだろうか?むきにならないでください。あるフランスのホテルオーナーが言うように、「ロシア人には毅然と、でも、そつなく応対しなければいけません」。

 この無神経と思われるような態度は、明らかに一部の人の怒りをかう。ロシア外務省は、政治的公正に関するアドバイスを含め、2017年にロシア国民に観光エチケットガイドを発行しなければならなくなった。多くのロシア人にとって、大騒ぎを我慢することには価値がない――このことは(少なくとも部分的には)、トルコのアンタルヤにある「Kremlin Palace」のようなリゾート地の人気が上がった理由を説明している。

8. 彼らは飛行機が着陸すると拍手をするのが好きだ

 いいえ、これには何の皮肉もない、パイロットへの素直な感謝の印だ。ロシア人は迷信を信じやすく、そのため、パイロットは密閉されたコックピットの中にいて、彼らの拍手が聞こえないとはいえ、自分たちを母なる大地へ戻してくれた操縦に感謝したいのだ。これは、実のところ、とても良いことだ。しかし、この拍手の理由にはいくつかのがある。

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