ソヴィエトのファッション:暗黒の時代を乗り越えるのを助けたファッションデザイン

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ロシア・ビヨンド
 ソ連のファッションハウスは、63万人以上の人々が飢餓や砲爆撃によって命を落とした悲劇的なレニングラード包囲戦から解放された直後、廃墟のなかでオープンした。

 恐ろしい戦争の最中にファッションハウス以上に相応しくないものがあるだろうか?しかしこれはレニングラード市民の勇気と生き残ろうとした意思の証なのである。

 包囲網の中、人々はラジオや拡声器から聞こえてくるアンナ・アフマートワやオリガ・ベルゴリツの詩に耳を傾けた。厳しい試練の中でも、劇場、映画館、ジャズクラブ、図書館は閉鎖されることなく、苦しむ人々を励まし続けた。そしてナチスドイツ軍が撃退されるとすぐ、レニングラードの文化生活は新たな勢いと力で命を吹き返した。

 1944年4月、最初のソ連のファッションハウスがネフスキー大通り21番にあるメルテンス・ハウスにオープンした。1917年の革命以前、毛皮の店が入っていたビルで、現在はファッション・ブランドZARAの大型店舗となっている。

 ブレジネフ書記長の停滞時代、ソ連のファッションデザイナーたちは、カラフルな模様や洋服のサンプル、アクセサリーをデザインし、働く人々の気分を一新した。

 レニングラードを背景に撮影された最高のデザインをいくつかご紹介しよう。これらはソ連だけでなく国外でも紹介された。