平昌五輪用のロシア選手の「中立」ユニフォーム:国旗も双頭の鷲もなし…

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ロシア・ビヨンド
 ドーピング・スキャンダルの結果、ロシア選手のなかで平昌冬季オリンピックに参加できる者はわずかだ。しかも、中立の立場で参加することになる。彼らがメダルを獲得しても、それはロシアの勝利とはみなされない。だが、すべてのファッショニスタにとって、エキサイティングなニュースがある。ロシアのアスリートは、特別な“ニュートラルな”ユニフォームを着用するのだ。さて、それはどんなもの?

グレー、赤、白の三色にロゴ一つ

 この中立、「無国籍」のユニフォームから、どんな印象を受けるだろうか?ロシアのファッションメーカ「ZASPORT」が衣装デザインを担当している。

 今や誰も驚くまいが、そこにはロシア連邦のいかなる象徴もない。国旗も双頭の鷲も、三色旗の青/赤/白も、どこにも見当たらない。パーカー、ジャケット、トラックスーツ、スウェットシャツ、Tシャツには、ロゴはたった一つしかない。

 すなわち、「OAR」( Olympic Athlete of Russia 〈ロシア・オリンピック選手〉)。簡潔さもここに極まれり!

 このコレクションの主な色は、グレー、赤、白だ。もし、2018年冬季五輪のロシアチームのオリジナルユニフォーム(つまり、ロシア選手団派遣禁止前のユニフォーム)をご覧になりたければ、こちらでどうぞ。