両国の学者らは、中世から19世紀までの考古学的・民族誌的な素材について、サハリンで共同研究を行う。ガラス製、金属製、粘土製の物品や、サハリン州の基幹民族の生活のさまざまな側面を写す写真が対象だ。
「今後こうした研究の成果は、ガラス製品や金属製品の起源やこうした物品の島への伝播経路に関する資料、極東の諸民族の商業的・文化的な交流、民族間の相互作用や相互的影響などを徹底的に調査するさいの手助けとなるだろう。」博物館側はこう考えている。
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