金沢大学とカザン大学が交流協定

ロマン・クルチニン撮影/Sputnik

 カザン連邦大学と金沢大学が、両方の大学からの学位記(卒業証書)を取得できるダブル・ディグリー制度に関する覚え書きを含む交流協定に署名した。タタールスタン共和国大統領の報道局が明らかにした

 この協定は、タタールスタン共和国大統領の日本訪問の期間中に、大統領の出席の下、イリシャト・ガフロフ学長と山崎光悦学長によって書名されたもの。

 また伝えられているところによれば、両大学間の交換留学制度は、2019年までに、毎年、金沢大学の学生100人がカザン大学に、そしてカザン大学の学生70人が金沢大学と理化学研究所に留学するというレベルにまで引き上げられる計画だという。ダブル・ディグリー制度については、いくつかの分野に限定されて協力が見込まれていたこれまでの協定とは異なり、学生のための教育プログラムが実施されているあらゆる分野で適用されることになる。

 覚え書きは20181月にカザン大学と金沢大学との間で締結された学生および研究者の交流に関する合意文書、そして腫瘍学の研究におけるタタールスタン保健省腫瘍学医局との共同調査実施に関する合意文書を継続するものとなっている。

 なお、20187月には金沢大学内にカザン大学のオフィスが開設され、9月にはカザン大学内に金沢大学のオフィスが開設された。

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