囲碁風ゲーム
このゲームでは、チェス盤のような格子縞のついた紙と、2本の異なる色のペンが必要だ。あなたの目標は、相手の点を自分の点で囲むこと。
プレイヤーは、罫線の交差しているところに点を打つ。目的は、点で連続した(垂直線、水平線、対角線)の線を描き、相手の点を囲んで、閉じ込めること。
最後に、相手の点をより多く囲んだ方が勝者となる。
ノート上の戦車戦
生徒は、ノートのページを一枚破り取り、真ん中から二つ折りにする。これが「戦場」となる。プレイヤーは二人で、それぞれが紙の半分の「自陣」に、いくつかの戦車を書き込む。プレーヤーは戦車の砲身の前に太い点を描く。そして折り目に沿って、紙を反対側に折り、紙の裏側の「砲撃」の点が見えるところに、点を描く。そうすると、相手のフィールドにも、点のインクの跡が残る。この点が相手の戦車に「命中」した場合、その戦車は「破壊された」とみなされる。プレーヤーは、ゲーム中にも、紙に十分な余白がある間は、戦車を追加していくことができる。
言葉の遊び「バルダ(お馬鹿さん)」
これはスクラブル(字並べゲーム)の一種だが、何ら特別な道具、材料は必要でない。任意のサイズの紙、シートに書き込んでいけばいい。紙が大きいほど、プレイする時間が長くなる。45分間のゲームなら、10 x 10センチのサイズで十分だ。
シートの中央にフィールドを設け、その真ん中に、長い単語(名詞)を書く。二人のプレイヤーは、交互に1文字ずつを追加していき、新しい単語を作る。単語はすべて、単数の普通名詞でなければならない。言葉は、どの方向にも――垂直、水平、斜めのいずれにも――書いてかまわない。新しい単語ができるごとに、単語の文字数だけの点数が得られる。勝者は、ゲームが終わるまでに、つまりフィールドが文字でいっぱいになるまでに、より多くのポイントを得た方だ。
バリア
簡単な戦術的なゲームをもう一つ。方眼紙の8×8のフィールドに、2人のプレイヤーは、2つの連続した、最小の正方形からなるバリア(「障壁」)を描く。バリアは、既にあるバリアを横切ってはならないし、接触してもいけない。フィールドがどんどん小さくなるにつれて、各プレイヤーは、バリアを作る場所を分析し、計算する必要が出てくる。プレイヤーの一方が、新たなバリアを作れなくなった時点で、彼の負けとなる。
笑える「ナンセンス」
一見すると、このゲームは、何の意味もない「ナンセンス」のようだが、大きなグループで遊ぶととても楽しい。最初のプレイヤーは、1枚の紙に「誰?」と書いて、それを別のプレイヤーに渡す。2番目は、この質問への答えを書いて、誰もそれを見ることができないように、シートを注意深く折りたたんで、別の質問を書き、次のプレイヤーに渡す。こういう調子でゲームは続いていく。質問としてはほかに、「誰がやったの?」「いつ?」「どこで?」「何をしたの?」など、何でもいい。リストがいっぱいになると、誰かがそれを開いて、読み、(たぶん)笑うことになるだろう。