軽く塩漬けされたトマト: ロシアの夏向けの食べ物(レシピ)

ロシア料理
ユリヤ・ムリノ
 この軽食は長い間スターターとしてもアペタイザーとしても食されて来た。この季節に食べる浅漬けの塩漬けトマトにあなたもきっと心奪われるだろう。

 おいしい食べ物を後で食べるために残しておくという習慣があるのをご存知だろうか?古くから、夏の果物や野菜を、寒い季節のために保存するという習慣があるおかげで、ロシア人は冬季用に食料を貯蔵する方法をよく知っている。

 トマトの保存というと、普通は収穫が多すぎたときの処分の方法として知られている。しかし今では、様々なトマトをいつでも好きなだけスーパーマーケットで購入できるので、そうする理由はないのだが、東欧の人々は未だにこの習慣を守っている。何故か?それは夏のトマトはより甘く、味や香りが豊かであるからだ。

 塩漬けトマトをつくる方法は数々ある。伝統的には、野菜は発酵させることで保存されてきた。それは、ソリョーヌィエとかクヴァーシェヌィエと呼ばれるものだ。発酵トマトは美味しいだけでなく、発酵をおこすバクテリアのおかげで健康にも良い。トマトをピリっとさせ、香りをつけるには酢を加える。そうすることで自然発酵を抑えることが出来る。こうして出来たトマトは、ロシア語で「酢漬け」を意味するマリノーヴァヌィエと言われる。 

 ここで紹介するのは、手早く作れる浅漬けの塩漬けトマト。24時間で作ることができるこのトマト、あなたもきっと気に入るはず。茹でた新ジャガイモと一緒に食べると最高だ。

材料:容器(750ml)1個分 

作り方:

1. トマトとハーブを洗う。

2. 水に塩、砂糖、オールスパイス、コリアンダーを加えて、塩漬け用の液を作る。火にかけ、沸騰したら、火から下ろす。

3. トマトのヘタの部分から縦に穴を開ける。液が浸透しやすくなる。

4. ニンニクを刻む。ハーブ、トマト、ニンニクを、清潔な容器いっぱい詰める。

5. 熱い塩漬け用の液を容器に注いで、蓋を占める。

6. 冷めたら、冷蔵庫に入れる。24時間待てば、浅漬けの塩漬けトマトの完成。

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