仏国際ドラマ祭決勝にロシア作品

コメルサント紙撮影
 フランス・カンヌ市で毎年4月に開催される世界最大の国際テレビ番組見本市「MIPTV」の一環として、第1回国際ドラマ祭「MIPドラマ・スクリーニングス」が行われる。ロシアのアレクセイ・ウチチェリ監督による4部構成のドラマ「マチルダ」が、最終選考12作に残った。カンヌでは4月3日、連続ドラマの特別試写会が行われる。

 このドラマは、ロシアの皇帝アレクサンドル3世の息子であるニコライ・ロマノフ皇太子と、有名なバレリーナのマチルダ・クシェシンスカヤのかなわぬ愛の物語。ニコライ2世を演じるのは、ドイツの俳優ラース・アイディンガー。ロシアからは、インゲボルガ・ダクネイト、ダニラ・コズロフスキー、エヴゲニー・ミロノフ、グリゴリー・ドブルィギンなどの有名俳優が出演している。

 

「隠れた史実も明らかに」

 ウチチェリ監督はこう話す。「ここ10年でロシアのドラマがこのような国際大会に参加したのは記憶にない。これはロシア最後の皇帝の人生を描いた物語が、世界の多くの国のテレビで放映される特別なチャンス。最終作品を選ぶ委員会に選んでもらえたということは、ロシア史には海外の人にもおもしろいと思ってもらえるような一定の劇的な部分もあるということ。ドラマではこれまでベールに包まれてきた事実も明らかになる」

 「マチルダ」の映画版は今年秋に公開される予定。

 MIPドラマ・スクリーニングスには28ヶ国の60作以上が出品されている。

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