このドラマは、ロシアの皇帝アレクサンドル3世の息子であるニコライ・ロマノフ皇太子と、有名なバレリーナのマチルダ・クシェシンスカヤのかなわぬ愛の物語。ニコライ2世を演じるのは、ドイツの俳優ラース・アイディンガー。ロシアからは、インゲボルガ・ダクネイト、ダニラ・コズロフスキー、エヴゲニー・ミロノフ、グリゴリー・ドブルィギンなどの有名俳優が出演している。
ウチチェリ監督はこう話す。「ここ10年でロシアのドラマがこのような国際大会に参加したのは記憶にない。これはロシア最後の皇帝の人生を描いた物語が、世界の多くの国のテレビで放映される特別なチャンス。最終作品を選ぶ委員会に選んでもらえたということは、ロシア史には海外の人にもおもしろいと思ってもらえるような一定の劇的な部分もあるということ。ドラマではこれまでベールに包まれてきた事実も明らかになる」
「マチルダ」の映画版は今年秋に公開される予定。
MIPドラマ・スクリーニングスには28ヶ国の60作以上が出品されている。
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