画家アレクサンドル・ザヴァリィの描く英雄的なネコ!(絵画)

 インターネット上では、戦争ネタとネコへの愛が一大ミームシリーズと化している。

 アレクサンドル・ザヴァリィは幅広いジャンルで活躍するアーティストである。自然の厳しい北方ヴォルクタに生まれたザヴァリィは後に家族と共に南部に移住し、1978年にクラスノダールのクバン大学絵画グラフィック学部を卒業した。

 すでに40年を超える創作活動において、ザヴァリィはあらゆる仕事をこなしてきた。レーニンを描き、宣伝ポスターを作り、学校でフレスコ画を制作し、肖像画や本の挿絵も描いた。劇場や映画(シリーズ映画「使徒」など)の美術も担当し、戦争をテーマにしたジオラマを作った(「ジオラマ芸術」という本を出版)。ザヴァリィはこれまで個展を何度も開いてきたが、そのありとあらゆるジャンルの作品は、クラスノダール美術館、カリーニングラード美術館に展示されているほか、個人コレクションとして保管されている。

 しかしザヴァリィが有名になったのは・・・ネコの絵のおかげである!彼の描くネコたちは軍人の格好をしている。それは軽騎兵だったり、空挺兵だったり、はたまた鎧を着ていることもある。シリーズ「英雄的なネコたち」には、水兵ネコ、コサックネコ、スパイネコなどが登場するほか、宇宙飛行士のネコまでいる。

 ここにはザヴァリィの2つの趣味―軍服の歴史(彼自身、東ドイツ軍に従軍していた)と言うまでもなくネコ―が融合されているのである。ザヴァリィ自身、生まれてからずっと、拾ってきたり、助けたりしたネコをそばにおいて暮らしてきたという。現在は3匹のネコを飼っている。

親衛軽騎兵

水兵ネコ

ふわ毛の空挺兵

ネコのチモフェイ「完全な騎士」

ワシーリー・カプチョールキン

火星のヤブロニカ(リンゴの木)

 夢見の守護者

ミハイル・ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」の小説をモチーフにした「ネコのベゲモート」

東ドイツの思い出

黒い宇宙飛行士と一緒に自撮り

ペテルブルクで歌う!

ワシーリー王子と灰色狼

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