ソ連時代にも独自の眼差しを持った多くの巨匠が存在した。しかし、多くの作品の中に共産党の路線、そして幸福そうな顔や大々的な建設作業、コルホーズ員、労働者などプロパガンダの要素が見え隠れしていた。
それに較べ、ロシアの新たな世代の写真家たちはもっと個人的なものをより多く取り込んでいる。内面世界に目を向け、自然や生命の意味を問いかけ、環境について思いをはせている。若手写真家が撮った、特にインパクトのある写真を16点ご紹介しよう。
展覧会「ハーバリウム」は2021年2月24日からPENNLAB ギャラリーにて開幕。