モスクワに現れる未来的なロシア正教会

A.R.E.A.L Architects and Archpoint
 先進的な素材や白い内装を見ると、これまでのロシア正教の教会とは似ても似つかないものに見える。

 この教会はロシアの教会建築に革命を起こそうとしている。ちょっと想像してみてほしい。ガラスで造られた丸天井や壁、イルミネーションで飾られた十字架。それは伝統的なロシア教会といってイメージされるものとは違っているだろう。

 しかし、そんなアンティオキアのイグナティオスに捧げられた未来的な「大聖堂」がモスクワに作られることになっている。

 正確な建設予定日は発表されていないが、その先進的なデザインはすでにモスクワ市都市政策建設局の公式ホームページに掲載されている。この事業は、A.R.E.A.L Archpoint(レストランのデザインで知られる)の2つの設計事務所によって進められている。

 この教会には、ロシア教会に普通見られる一般的な装飾や、金の丸天井、「複雑な」構造はない。その結果、建築物はまさにミニマリスト的なものとなっている。

 設計者曰く、ヴェーリキー・ノヴゴロドにある14世紀に造られた教会、救世主の変容教会に大きなインスピレーションを受けた。そして設計者はこのような形で、古い教会建築とのつながりを造ろうと考えたのである。

 イコンは一列しかなく、内装はとても開放的で、開かれた空間で祈りを捧げることが出来る。大聖堂は500人の人を迎え入れることができる大きさとなっている。

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