ロシア・アヴァンギャルド時代の建築家たちを描いた作品「機械と音楽」が、6月に東京で上演

serial numberの舞台写真

serial numberの舞台写真

serial number

 演劇ユニットserial number によって上演される同作品は、隆盛を極めたロシア・アヴァンギャルドが政治との相克により失速していく様を描く。同時代を代表する天才建築家イワン・レオニドフをはじめ、コンスタンチン・メーリニコフや、アレクサンドル・ヴェスニン、モイセイ・ギンズブルグ等の建築家を日本人の俳優が演じる。

 serial numberは演出家/詩森ろば氏と、俳優/田島亮氏の2人を構成員として東京で活動する演劇ユニット。現代とリンクするテーマを、綿密な取材で骨太なドラマに変換し、エンターテイメントとして表現している。本作品は、serial numberの前身となるユニット風琴工房で2005年に初演された作品である。再演にあたり、初演当時には叶わなかった本場ロシアへの視察も行った。詩森ろば氏は「数少ない現存するロシア・アヴァンギャルド建設の一つである、メーリニコフ邸にも足を運び、内部まで見学をした。ロシアに残る各種建築や、街の空気を肌で感じることが出来、この経験を作品に生かしていきたい。」と語った。

serial numberの演出家、詩森ろば氏

 政治と芸術の相克を描きたいと思い題材を探していたところ、文化経済学会の講師陣から、ロシア・アヴァンギャルド建築の存在を教えられ、イワン・レオニドフを描くことを勧められたのが、ロシア・アヴァンギャルド建築家をテーマにしようと思ったきっかけだという。

serial numberの舞台写真

 詩森ろば氏は「ここまで文化に精通した人たちを魅了する建築家を是非描いてみたいと思った」と語り、「隆盛を極めた芸術運動が政治との相克により失速していく様を描いたこの作品は、ドラマとして力のあるものであり、ロシア・アヴァンギャルドや建築に興味を持っている人のみならず、たくさんの方に見ていただきたい」とコメントを寄せた。

serial numberの舞台写真

 「機械と音楽」は2019年6月12日(水)―18日(火)の日程で、東京・吉祥寺シアターにて公演予定。

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