3月8日から東京で開催される、東京アニメアワードフェスティバル2019に、ロシアからの3作品がノミネートされた。同フェスティバルは、世界中からクオリティの高くオリジナリティに富む作品が集まる、国際アニメーション映画祭だ。ロシアの作品がノミネートされた短編コンペティション部門には世界各国から773作品の応募が集まり、その中から合計31作品がノミネートされた。
ロシアからの3作品の内容は下記の通り。
エフゲニヤ・ジルコワ作「グッドハート」は原生林で暮らす原始人の家族を描く。
ガリーナ・ゴルベワ作「私達の宇宙飛行士は」は、新たな冒険と発見への期待に胸が膨らむ3人の宇宙飛行士を描く。そして、マクシム・クリコフ作「静けさの中に」は静かな生活を夢見て森の近くに家を買ったおじいちゃんとおばあちゃんを訪ねる少女を描いている。
短編コンペティション部門は、いずれも10分前後の作品だ。特に、ロシアからの3作品が上映されるスロットは、ストップモーション、カットアウト(切り絵のアニメーション)等、様々な技法を駆使した楽しい作品群が選び抜かれている。
今年で6回目の開催を迎える東京アニメアワードフェスティバルは、アニメーション文化の振興への寄与と、新たな人材の発掘・育成を目的として一般社団法人日本動画協会が主催している。昨年はロシアからの作品、ジャナ・ベクマンベトワ作「ちゅんちゅん」が、短編コンペティション部門で豊島区長賞に輝いている。
【詳細情報】東京アニメアワードフェスティバル 2019
日時:2019年3月8日(金)-11日(月)
場所:東京・池袋の各映画館及び会場
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