米ロ大統領 シリア問題で電話会談

=アレクセイ・ニコルスキー撮影/ロシア通信

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ロシアと米国の両大統領は18日、電話会談を行い、深刻化するシリア情勢について話し合った。

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、「全体として、今回の意見交換では、シリア情勢に対する全般的な評価と停戦調停の最終目標に関しては、両国の見解が一致することが確認された。だが、停戦調停達成のためのアプローチの違いは残っている」と述べた。

また、同報道官によると、ロ米の両大統領は、「この問題について緊密な対話を続けていくことで一致した」。

一方のホワイトハウス側は、両大統領は、シリア情勢の悪化を避けるため、同国の“政治的移行”を支持する必要性で合意したとしている。

しかし、ロシアが「シリアの政治的移行」を支持する用意があるとしたのは、米国側の勇み足と見ることができるだろう。

ロシアは中国と同じく、シリアの将来はシリア国民自身が決めるべきで、外部からの介入があってはならないとしている。

「ロシアの声」通信より

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