日本人802人が今年クリルを訪問

 2016年のビザなし交流の枠組みの中で、日本人802人が南クリル(「北方領土」)を訪問した。交流を企画する地方公有単一企業「南クリル・ドッカー」のアレクサンドル・ヴィユゴフスキー社長がこれを伝えた。

 日本人と南クリルのロシア人島民の間のビザなし交流は、1992年に始まった。以来、日本人2万人以上が島を訪れ、ロシア人島民9500人が日本を訪れている。

 「今年の両国のビザなし交流シーズンは終了した。日本人802人が南クリルを訪れ、ロシア人島民281人が日本に行ってきた。昨年は日本人761人、ロシア人島民299人だった」とヴィユゴフスキー社長。

 

日本の医師、地震学者、学者、教員なども訪問

 両国のビザなし交流の市民を長年輸送している日本のチャーター船「えとぴりか」は、5ヶ月弱の間に38回運航された。ヴィユゴフスキー社長によると、最初と最後の運航の際は悪天候だったという。

 南クリルを今年訪問した日本人の中には、医師、地震学者、歴史および文化の専門家、日本語教師、動植物の専門家などがいた。

 2017年のビザなし交流の準備は、双方で2月にも始まる。

 

*ロシア通信の記事を抄訳

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