「ロシア柔道の祖」であるワシリー・オシチェプコフとその日本人指導者の銅像、ウラジオストク=
報道写真沿海州広報課によると、オシチェプコフ以外に、オシチェプコフに黒帯を与える講道館柔道の創始者、嘉納治五郎と、その弟子の一人、苫米地英俊がこの銅像群に含まれているという。
オシチェプコフは1914年、ウラジオストクでロシア初の柔道クラブを開いた。1920年代終わりから1930年代、国立体育大学で教鞭をとりながら、柔道を応用した格闘技を考案した。これは後にサンボと呼ばれるようになった。銅像の除幕式は、沿海地方の「トラの日」の一環として行われた。オシチェプコフはサンボの受身を考案する際、トラの習性や運動機能を主に参考としたことが、知られている。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。