レーニンのエンバーミング(保存処理)された遺体=
タス通信社会主義革命である1917年ロシア革命の主導者でプロレタリアートの指導者、ウラジーミル・レーニンの遺体の埋葬に、ロシア人の多く(60%)が賛成している。同時に、レーニンに対する肯定的な評価も過半数に達している。「全ロシア世論研究センター」が実施した調査によって、これが明らかになった。
埋葬に賛成した人のうち、36%の人がすぐにでも墓地に埋葬すべきと答え、24%がレーニンのことを大切に思っている上の世代の人がいる間は埋葬を待ち、その後決めれば良いと答えている。現状維持に賛成している人は32%。
ロシア人の3分の2(65%)は、レーニンが大多数の国民の利益のために行動していたと考え、そうではないと考えている人は23%いた。
「レーニンへの肯定的な評価には2つの要因がある。第一に、ロシア史のソ連の段階に対するノスタルジー。第二に、この歴史的人物の魅力的なイメージ」と、全ロシア世論研究センターの調査プロジェクトの責任者、ミハイル・マモノフ氏は、調査結果についてコメントした。レーニン(1870年~1924年)のエンバーミング(保存処理)された遺体は、1924年からモスクワの赤の広場にある霊廟で保存されている。
*記事全文(露語)
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