日本が極東で冷凍機や医技提案へ

アレクサンドル・ガルシュカ極東発展相=

アレクサンドル・ガルシュカ極東発展相=

コメルサント紙撮影
 日本の経済界の代表はアレクサンドル・ガルシュカ極東発展相と会談し、ロシア極東で冷却設備のインフラ整備と冷凍貨物船の刷新に投資する用意、医療分野で協力する考えがあることを表明した。極東発展省がこれを伝えている。

露日経済協力の展望を話し合う

 ガルシュカ極東発展相と会談したのは、「日本経済団体連合会(経団連)日本ロシア経済委員会」の委員長で、「丸紅」の会長である朝田照男氏。

 「両者はロシア極東におけるロシアと日本の協力の展望を話し合った。より生産的な協力ができそうな主な分野は、日本側によると、農業、港湾と港湾インフラの整備、物流」と記されている。

 極東発展省によると、日本企業には、水産物の貯蔵および加工の経験を共有し、またハイテク医療を提案する用意があるという。「経団連ヨーロッパ地域委員会企画調整部会」の清水彰部会長によると、極東の複数の医療施設が、「日立製作所」開発の最新の慢性疾患治療方法を採用する計画を立てているという。

 「前川製作所」の田中嘉郎相談役は、カムチャツカ地方、サハリン州、沿海地方で、現地で捕獲された水産物の質を保つ、最新の産業用冷却設備のインフラを整備することに、関心を示した。また、日本側は極東で、ロシアの冷凍貨物船の刷新に参加する用意があることも伝えた。

 

記事全文(露語)

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