「日本テレビ」の大久保好男社長とエルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー館長=
報道写真「大エルミタージュ美術館展・オールドマスター・西洋絵画の巨匠たち」が2017年3月18日から2018年1月14日まで、東京都港区六本木、愛知県名古屋市、兵庫県神戸市の美術館で開催される。
エルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー館長と「日本テレビ」の大久保好男社長は7月7日、これについての契約に署名を行った。エルミタージュ美術館広報部が伝えている。
「日本のエルミタージュ美術館展の訪問者数はとても多いため、この展覧会で少なくとも50万人を集められれば」とピオトロフスキー館長は話した。
「オールドマスター・西洋絵画の巨匠たち」展は、エルミタージュ美術館と日本テレビの3回目の共同プロジェクト。2006年に「大エルミタージュ美術館展・いま甦る巨匠たち400年の記憶」、2012年に「大エルミタージュ美術館展・世紀の顔・西欧絵画の400年」が開催されている。「エルミタージュ美術館との共催のこの展覧会は最高のものになると思う」と大久保社長は話した。
展覧会では16~19世紀の西ヨーロッパの巨匠の絵画85枚が展示される。展示品の中には、ティツィアーノ、レーニ、ムリーリョ、デ・リベーラ、ブリューゲル(父)、ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、クラナッハ、ロラン、プッサン、その他の偉大な芸術家の作品がある。
ロシアの女帝エカチェリーナ2世が1764年、ヨーロッパの美術品を購入し、離宮のエルミタージュに所蔵し始めたのがコレクションの始まり。その孫の皇帝アレクサンドル1世と皇帝ニコライ1世もコレクションを続けた。
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