ウラジオストクにあるマリインスキー劇場の沿海ステージ=
報道写真ウラジオストクにあるマリインスキー劇場の沿海ステージで7月30日から8月10日まで、同劇場の芸術監督を務める指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏が主催する第一回国際極東フェスティバル「マリインスキー」が開催される。
マリインスキー劇場の花形ソリストたちに加え、日本、中国、台湾、韓国、モンゴル、ドイツ、ギリシャ、英国、米国など、世界各地から演奏家が出演する。
ゲルギエフ氏は次のように述べている。「主にロシア、日本、韓国、中国などからアーティストがウラジオストクへ招かれている。沿海州は全世界にとって極めて重要な地域であり、ロシア、日本、韓国、中国、米国、カナダなどアジア太平洋地域諸国がここで本当の意味で面白い文化協力を行なうことが必要なのだ」
バレエ部門の看板は、ディアナ・ヴィシニョワ、ウリヤナ・ロパトキナ、エカテリーナ・コンダウロワ、オクサーナ・スコリク、キミン・キム、全世界的に有名なダンサー・振付師のウラジーミル・マラホフの各氏など。
特筆すべきは「ダンスの展望」と銘打つイベント。第一部では若いロシア人振付師の仕事が披露され、第二部では国際バレエコンクールの受賞者やマリインスキー劇場のソリストたちがクラシックおよびモダンダンスの珠玉のナンバーから伝統的な嬉遊曲を披露する。開幕に先立ち、7月29日、国際コンクール「グランド・ピアノ・コンペティション」入賞者のコンサートが開かれる。奥井紫麻さん(11)や、国立モスクワ音楽院に学ぶ松田華音さん(20)も出演する。
*記事全文(露語)
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