ロシアの結婚の迷信10選

画像:ドミートリイ・ディヴィン
 迷信を守ったら早く結婚できます、なんて保証はできないけれど、念には念をとも言うし...

1. 最も一般的な迷信:女子はテーブルの角の部分に座ってはいけない。座るとあと7年結婚できない。

 最も安全なのは円卓での会食だ。

2. 家の床掃きはドアに向けて行う。すべての汚れを家から掃き出せるように。逆はだめ。

 床掃き関連でもう一つ迷信がある。自分の外側に向かって掃いてはいけない。女子はこうやってすべての婚期の男子を掃き出してしまうため。

 つまり、部屋のドアから一番遠い場所まで行って、ドアの方にお尻を向けて、自分に向かって掃いていくと良い。

3. 結婚式関連の迷信もいくつもある。

 ロシア人は他人のウェディングベールやウェディングドレスを試着することを不吉だと考える。試着してしまうと、その女子は結婚できない。

 歯ブラシについても同様である。

4. 新郎は結婚式前に新婦のウェディングドレスを見てはいけない。見ると不運がやってくる。

 ロシア人の多くは今でも、この迷信に非常に真剣である。

 また、ウェディングドレスを買ったのが新郎でない場合は、新郎に価格を言ってはいけない。言わなければつつがなく進む。

5. 不明な理由により、迷信は5月に集中している。5月誕生、5月結婚は、一生「マヤツァ」する(ロシア語で「苦しむ」、「悩む」を意味する動詞だが、「5月する」に聞こえるだじゃれでもある)。

 頑丈なロシア人は「呪われた5月」に結婚するよりも、気温マイナス30度の2月に結婚することを選ぶだろう。

6. 未婚の女子を第一子の女児の教母(ゴッドマザー)にしない。

 その誕生した女児が教母の女性の幸福を奪うと考えられているため。だが、未婚の女子にすでに教子(ゴッドサン)がいるなら、心配はいらない。

7. 親は娘に子ども時代から、スカートを足からではなく、頭からはくよう教える。足からはくと、未来の夫が浮気する。

 脱ぐのも頭からで。

8. 女子は婚約式まで、右手の薬指に指輪をつけてはいけないと考えられている。つけると嫁に行けなくなる。

 潜在的な求婚者が、その女子にはすでに相手がいると思ってしまうかもしれないので、それも考えて。

9. 女子の足の第2趾が第1趾より長い場合、妻が家庭で強くなり、その逆だと夫が強くなる。

 イギリスの研究者はこの仮説をもっか調査中。

10. ロシア人は、女子が鏡の前で食べ物を食べてはいけないと考える。食べるとその女子は自分の美をも平らげてしまい、その後あらゆる影響が出てくる。

 美しさについてはわからないが、その行為自体が常識外れに見える...

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