渓谷「赤い石」は、極北の産業都市ノリリスクからわずか6キロの場所にある。これはノリリスク市民の間でもっとも人気のある、自然を満喫できる休暇場所である。
というのも、ここには歩いていくことができるからだ。またここはロッククライマーたちがトレーニングに訪れる場所でもある。
高さおよそ600メートルの2つの山が、驚くべき圧巻の景観を作り出している。その形は蹄鉄を思い起こさせる。
岩の割れ目には数多くの火山岩の内包物を見ることができ、これが渓谷を赤いものにしているのだが、その景色は幻想的である。
地元のガイドたちはこの赤い石を「プトラナ台地への門」と呼んでいる。渓谷は台地の麓にあるハラエラフ山の一部と考えられているからだ。この言葉は、エヴェン語で「モミの木の石」という意味を持つ。台地同様、ここでは頂上のない山を見ることができ、湖の上には夏でも氷の塊があり、高い滝がある。
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