どんなビザなのか
ロシアのすべての地域を訪れることができる通常ビザである。オンラインでアプリケーションに入力し、それをスマホに保存すれば、パスポートにスタンプを押してもらうのと同じ効力を持つ。電子ビザの有効期限は60日。その間、ロシアに1回入国し、最大16日間、滞在することができる。
この電子ビザは、観光、出張、科学および文化関連のイベントへの参加など、多くの用途に使用できる。これ以外の目的で渡航する場合(特殊な仕事、留学など)は領事館またはビザセンターにてその旨を申告する。
申請の方法
この電子ビザは便利であるが、いくつかの条件がある。
1. 滞在期間(入国から出国まで全期間)、保険に入る必要がある。
2. 次の国の市民であること。
オーストリア、アンドラ、バーレーン、ベルギー、ブルガリア、バチカン市国、ハンガリー、ドイツ、ギリシャ、デンマーク、インド、インドネシア、イラン、アイルランド、アイスランド、スペイン、イタリア、キプロス、中国、台湾、北朝鮮、クウェート、ラトヴィア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マレーシア、マルタ、メキシコ、モナコ、オランダ、ノルウェー、オマーン、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ共和国、サウジアラビア、北マケドニア、セルビア、シンガポール、スロヴァキア、スロヴェニア、トルコ、フィリピン、フィンランド、フランス、クロアチア、チェコ、スイス、スウェーデン、エストニア、日本、ミャンマー、ベトナム、カンボジア。
3. パスポートが、ビザの有効期限から半年以上有効であること。
手続き自体はいたってシンプル。ウェブサイト(現時点ではまだ機能していない)上で、申請書に入力し、パスポートの写真のあるページ、個人情報、写真をスキャンする。入国の40日前から、遅くとも4日前までにアプリケーションに入力する。ビザの料金は40ドル。6歳以下の子どもの電子ビザは無料だが、どの年齢であっても、アプリケーションには入力する必要がある。
渡航理由を証明するためのホテルの予約や招待状は必要ない。
ビザが発給されたら、入国時に見せるための保険加入の証明書をプリントする。