誰も見ていないとき、カムチャツカ半島のキツネは何をしているのか?(写真特集)

観光・自然
ロシア・ビヨンド
 あるロシア人写真家が、極東の手付かずの自然の中で、息をのむような瞬間を捉えるのに成功した。

 写真家のデニス・ブトコフはロシアの都市から離れた美しい地域の一つであるカムチャツカ半島に住んでいる。この地の果ての土地では、火山に登り、太平洋沿いの海辺を歩き、ロシアで最初に日の入りを見ることが出来る。

 彼のレンズはしばしば、周りに誰もいないと思っている野生動物たちを捉える。

 母クマが子グマに魚の捕まえ方を教えているのを見たことはあるだろうか?

 

「キツネ」のあくびはどうだろう?

 動物だって夢を見る。このキツネはどんな筋書きの夢を見ているのだろう?

 

 上モノを獲ったぞ!

 

「ボクの獲物だよ!」「いいや、ボクのだ!」

  

 「おいおい、この観光客たちといったら。火山を見に来るだけ。ここの一番の見どころはボクなのに!」

 

 この鷲にとって、初めての冬のようだ。―この湿った、冷たい、ただ真っ白な広いものにとても“驚いて”いるようだ。

 

 デニスは、動物以外に、雪に覆われた真っ白な山々、凍り付いた洞窟など、珍しい自然の驚異を撮っている。「7年間に3回もこの美しい場所を見に来ることができたのは本当に幸運なこと。太陽光線が雪の洞窟の円天井の隙間から差し込み、信じられないような美しい光景を作り出している」。

 

 デニス・ブトコフは、BBCの野生動物写真コンテスト、GDTの野生動物写真コンテスト、モントフォト、HIPA、ベスト・オブ・ロシアなど、大きな国内および国際的な写真コンテストで最優秀写真家として認められている。また、カムチャツカ半島の写真撮影ツアーを企画し、多くの人々に、自分の眼でこの絵のようにに美しい場所を見る機会を与えている。

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