できるだけお金をかけずにロシアを旅する11のヒント

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 休暇の計画を立て、どのくらいの予算が必要かと計算しているあなた。世界でもっとも大きな国をできるだけお金を使わずに旅行する方法をお教えしよう。

1.ロシアで募集しているボランティアに応募する。

 世界の他の国と同様、ロシアでも多くの人々が食べ物や宿泊施設、初めての試みを提供してくれるボランティアが求められている。たとえば、「Help Exchange」という投稿サイトがある。ここで小さな個人の企業や家族、子どものキャンプ、科学アカデミー(たとえば発掘調査シーズンの始めなど)が外国人を募集している。

 条件は募集する企業や団体によるが、条件のよいものは競争率がかなり高いことを覚悟した方がよい。応募条件などを注意深くチェックし、面白そうなものを見つけたらすぐに動かなければならない。そう話すのは旅行家でブロガーのアーシャ・レプレワさん。推薦状があると有利である。「昨年は抽選でフェラポントヴォ(ユネスコの世界遺産に登録されている古代の修道院)やカムチャツカ、シベリア、バイカル湖でのサマーキャンプなどに行くという募集がありました」。もっとも「熱い」シーズンはもちろん夏。大きなプラスは(お金をほとんど使わずに済むということにもちろん)、募集団体がビザ取得の手助けをしてくれること、そして交通費を支払ってくれること。ただ大きなマイナスは実際ハードに仕事をすることになるということである。

2.ツーリスト用のシティパスを買おう。特典がいっぱい。

 博物館やエクスカーションが無料になったり、行列に並ばずに入場できたり、川下りができたり、タクシーやレストランで割引をしてもらえたり、ロシア国内の電話がかけ放題だったり・・・、ロシアのシティパス(モスクワ用とサンクトペテルブルク用がある)はそれ以外にもたくさんの特典がある。シティパスの値段は3500ルーブル(およそ6300円)だが、それ以上の節約ができる。

3.無料開放の日をチェックする。

 シティパスでも節約はできる。しかしどの博物館、美術館でも無料開放の日があるのでチェックしておくとよい。たとえば、エルミタージュ美術館では毎月最初の木曜日、トレチャコフ美術館の新館では毎週水曜日が無料となっている。

4.地元の人にチケットを買ってもらう。オーディオガイドは借りない。

 美術館やギャラリーでは、外国人用のチケットの料金がロシア人用よりも高く設定されていることが多い。外国人を相手にするのはより難しいというわけだ。必要以上に支払わずに済むためには、ロシア人に窓口でチケットを買ってもらうことである。またロシアの代表的な博物館、美術館の英語のオーディオガイドはApp Storeでダウンロードできる。

5.食事はオススメメニューで。

 ロシアのカフェやレストランでは24時間いつでも特別なオススメメニューが用意されている。中でも食堂(家庭料理が食べられるリーズナブルなレストラン)は絶対にお得な場所である。スープ、メイン、ドリンク、デザートを頼んでも250–300ルーブル(およそ450–540円)程度、あるいはもっと安く食べられる。

 ブロガーで旅行家のドゥルガノフさんは次のように話す。「ロシアを旅行したときは、朝は大学の食堂、もしくは2Gis(多言語による位置情報と平均的なお値段の店に関する情報を与えてくれるアプリ)を探すのを助けてくれるごく普通の食堂で朝食をとる。昼食はビジネスランチ(多くのお店で12時から17時までくらいに用意されている)のあるカフェやレストラン。アプリFlump(Foursquareのロシア版)で高評価を得ているところを選ぶようにしている。夕食はGroupon(現在はFrendiとなっているが、ロシア語のみ)のクーポンを使って食事する。半額でオーダーできる寿司の盛り合わせはボリュームもあり、おいしい。あるいは夜は自分で作ったり、スーパーで買ったりすることもあります」。

6.ガソリン入りのジェリカンを持参する。

 ロシアでは、東に行けば行くほどガソリンが高くなる。自動車でモスクワからウラジオストクに行こうという場合は、ジェリカンがあなたにとって最高の道づれとなる。重要なのは出発のときにガソリンを入れること。ジェリカンは金属製であること。車のトランクに入れておき、旅の終わり近くにそのガソリンを使う。

7.「ひと月前」と「ラッキー・チューズデー」のルール

 ロシアの都市間の距離が長いこととロシアの列車は素晴らしく相性がよい。長い夜行列車の旅は、ホテル代を節約しつつ移動できるのが利点。できるだけ夜行を選ぼう。

 チケット代を少しでも節約したいなら、かなり前にチケットを買うこと。実際に乗る日のかなり前に買えば、クペ(個室寝台車)のチケットはわずか200ルーブル(およそ360円)。これがプラツカルト(開放寝台車)ならさらに安い。(しかしこれはハードな旅行をしてみたい人向けである。プラツカルトの乗り方についてはこちらでどうぞ

 もしもっと早くチケットを手に入れたいというときは、できるだけ火曜日にチケットを買おう。ロシア鉄道では毎週火曜日に割引がある。

 ドゥルガノフさんは「そう長くない距離(8–9時間以下)の場合は、寝具なしにして(これで料金が安くなる)、寝袋で寝るようにします。あとクペのチケットを買う場合は、37/38の席を必ず取ります。この席は2人用になっているのです(4人用と同じ料金設定)」。

8LCCを使う。

 ロシアには国内線のLCCは1社しかない。「ポベダ」である。「ポベダ」のチケットは他社の2分の1から3分の1の値段で買える。レストランでおいしい夕食が取れるくらいの値段である。ただし荷物はできるだけ軽くしなければならない。荷物を超過した場合、高額な料金を要求されることをお忘れなく。

9.「サプサン」の半額割引を利用する。

 「サプサン」はモスクワとサンクトペテルブルクをわずか4時間でつなぐ高速列車。この「サプサン」だが、1週間以内に誕生日を迎える、あるいはつい最近誕生日を祝ったという人に50%の割引が適用される。またこの割引は友人3人まで有効である。ただしこのチケットは7日以上前に買うことはできない(またオンラインではなく、鉄道の窓口でしか買えない)。誕生日の7日前または7日後まで。

 また新婚カップルも50%の割引対象となっている。結婚証明書の原本の提示が必要。

10降りたいところで列車から降りる。

 これは「とっておきの方法」である。ロシア人でも知っている人はほとんどいない。列車での旅の途中で、好きな駅で降りてもチケットを無効にしないという方法である。その4時間以内に駅の事務所を見つけてその旨を伝えればよい。そうすればチケットは有効のまま10日間以内であればその駅で降り、またその駅に戻ってくることができる。ほとんどなんの追加の支払いもない。ただ次に乗る列車の座席料金を支払うだけである。

11.ヒッチハイクするときは、行き先を書いた紙を持たないこと。

 ロシアではヒッチハイクで旅行することができる。しかし行き先を書いた紙を持つとは止めた方がよい。この方法は車に乗せてもらうチャンスを失わせてしまう。

 「もしわたしが紙にエカチェリンブルクと書いて持つとすると、エカチェリンブルクの20–30キロ手前までしか行かないドライバーはけして止まってくれません。彼らはそこまで行かないし、カチェリンブルグまで乗せてくれる気などないので、意味がないというわけです。しかも、もし後ろにエカチェリンブルグに行くドライバーがいたら乗せてやるだろうからと素通りするのです」。ヒッチハイクで旅を楽しむアーニャさんはそう話してくれた。

 余計な気を使いたくないなら、Blablacarというサービスを利用しよう。ガソリン代を出し合って、仲間を募るという気楽な方法である。

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