モスクワ市当局はワールドカップ期間中、モスクワのいくつかの場所で、アルコール飲料並びにガラス瓶に入ったいかなる飲料の売買も禁じることを発表した。
禁止令はモスクワで行われる各試合の数日前から発効し、試合当日まで適用される。当局はどこで禁止令が導入されるか具体的な場所は発表していないが、試合の様子がスクリーンに映し出される特設の応援会場も対象となる可能性が高い。
これは飲酒に起因する事件や事故を防ぐための処置だが、サッカーの試合を観戦しながら一杯楽しみたいという、良識ある飲み手をがっかりさせるニュースでもある。パブやカフェは禁止令の対象とならない見込みだが、まだ具体的な発表がないため何とも言えない。
当局はサッカーファンのアルコール依存治療を支援するための手引きを作成すると発表したが、それ以上のことは明らかにしていない。
*2018 FIFAワールドカップ ロシアの各開催都市にある、サッカーファンに配慮したバーの一覧を見るにはこちら。