ロシアの旅カレンダー

サンクトペテルブルク=

サンクトペテルブルク=

アントン・マルコフ撮影
どの月に休暇をとっても大丈夫!ロシアNOWの旅カレンダーが、旅行計画をお手伝い!

1月、ソチ

Shutterstock/Legion-Media撮影

 2014年冬季五輪が開催された黒海沿岸の都市ソチ。ロシアでは新年の休暇が年明け1週間ほど続くが、長蛇の列ができるこの時期を過ぎれば、当地のスキー・リゾートを落ち着いて満喫できる。

 新年の休暇の後は、スキーパスの値段も大幅に安くなる。また、12月のように、山に雪がないといったリスクもない。凍らない黒海の息吹を感じることのできる街中にも必ず降りよう。ヤシの木も見ることができる。

 

2月、ペルミ

ウラジミル・チュプロコフ撮影

 ウラル山脈西側に位置するペルミ地方。ロシアの本物の冬を探すなら、ここがおすすめだ。まるでアクリル絵画の中に飛び込んだかのような風景は、どこまでも続く。重い木の枝は雪の下に隠れ、その上には丸屋根のついたベロゴルスキー修道院がそびえている。この地の微気候の影響で、修道院は冬、霜に覆われ、おとぎ話に出てくる砂糖の衣のついたお菓子の城のようになる。

 

3月、カリャジン

Shutterstock/Legion-Media撮影

 モスクワの北180キロに位置するカリャジン市。「ロシアのアトランティス」を探検するなら3月だ。ボルガ川から氷が流れ始め、カリャジン鐘楼は薄氷の中から空へと突き出ているように見える。氷の下には旧市街の大部分が眠っている。この街に向かう際、ポレチエ村に立ち寄って、砂糖がけコヴリシカ(菓子パン)を味見してみよう。カリャジン鐘楼を見学した後は近くの古都ウグリチに行って古いクレムリンと公の宮殿を観光し、さらに古都ムイシュキンで民間の美術・博物館めぐりをしよう。

 

4月、ゼレノグラツク

Shutterstock/Legion-Media撮影

 バルト海沿岸のリゾート地ゼレノグラツク。まるで人形の家のような建物が並ぶこの街がリゾートになったのは、さかのぼること19世紀初め。まさに休暇の地だ。ミネラルウォーターと海の空気で体も心も癒される。

 ひんやりとしたバルト海を観光した後は、行政中心地カリーニングラード市に行き、また国立公園「クルシュー砂州」に行って砂丘の力を感じてみよう。

 

5月、サンクトペテルブルク

ユーリイ・ベリンスキイ撮影/タス通信

 ペテルゴフ(サンクトペテルブルク郊外)の噴水シーズンが幕を開ける5月。開幕祭の壮大なショーは、サンクトペテルブルクの旅の良い思い出になるだろう。冬眠から覚めきっていない5月のロシアの自然は、音楽家と詩人の街をインスピレーションで満たしている。

 

6月、カザン

Lori/Legion-Media撮影

 タタールスタン共和国の行政中心地カザン市には、アジアらしさと1000年の歴史がある。たくさん歩く準備をしておこう。中心部の面積は比較的小さいため、バスの窓から見学するほどではない。散歩してカロリーを消費したら、迷うことなく、タタール・スイーツを試食しまくろう。

 

7月、アストラハン

ウラジーミル・チュカエフ撮影/タス通信

 カスピ海沿岸のアストラハン州では、7月が蓮の開花時期である。ここに来たら、バスクンチャク塩湖にも行こう。宇宙のような地形は、毎年映画制作関係者をひきつけている。つまり、別の惑星に飛んできたような感覚を保証できる。

 

8月、沿海地方とカムチャツカ地方

イゴル・シュピレノク撮影

 太平洋側のカムチャツカ地方と沿海地方では、気候的に8月が旅行シーズンのピーク。行くならこの時期だが、繁忙期なのでツアーの事前予約をお忘れなく!快適な気象条件によって、難攻不落の地も探索できる。漁師によると、8月には魚が自ら手中に飛び込んでくるそうな。

 

9月、モスクワ

Lori/Legion-Media撮影

 モスクワでは9月、イベントが目白押しだ。「モスクワの日」、魅惑的な「光輪」祭、夏のひとときの小憩を経た劇場のプレミア、そして美術・博物館の豪華な企画展。夏よりも旅行客は少ないが、お天道様はまだご機嫌。自転車をレンタルすると、市内を広く見学できる。河岸と歩行者天国が一体になったゾーンからは美しいパノラマが広がっている。

 

10月、カレリア共和国

イヴァン・デメンチエフスキー撮影

 フィンランドと国境を接するカレリア共和国。素敵な旅の”おじゃま虫”は、ここに生息する大きな蚊。蚊が眠っている10月に旅をするのがおすすめだ。川はまだ凍結していないため、北部の滝の見学やカヤック乗りは旅のプログラムから消えていない。

 

11月、ヤルタ

Shutterstock/Legion-Media撮影

 クリミア半島南部のヤルタ市。ロシアの他の多くの都市とは異なり、11月の冬の始まりのさみしさはこの街にはない。穏やかな秋が続き、ところどころに見える針葉樹の緑色が街の色彩を豊かにしている。

 

12月、クラスノヤルスク

スラヴァ・ステパノフ撮影

 シベリアのクラスノヤルスク地方は12月、スノーカイト、スキー、スノーボードを満喫できる雪に覆われる。地元のスポーツ施設「ボルドヴイ・ロク」はアクティブな休暇にぴったり。クラスノヤルス市郊外の「ロエフ・ルチェイ」動物園ではヨーロッパ・バイソン、ヘラジカ、クマがはしゃぎ、霜で装飾された国立山岳公園「ストルブィ」は人と動物が冬の遊びにいそしんでいる様子を上から優しく見守っている。体を温めるなら、「ユルタ」に行こう。この移動住居風の喫茶店は、シベリアのハーブやベリーのホットな飲み物を提供している。

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