ソチの名瀑と渓谷美

 ロシア南部は行楽に持ってこいのエリアだ。山あり、草原あり、ビーチあり。魂を魅せられること請け合いだ。しかも気候が温暖なので、年間通じて楽しむことができる。写真はプシェフスキー滝へ向かう道。

 ロシア南部は行楽に持ってこいのエリアだ。山あり、草原あり、ビーチあり。魂を魅せられること請け合いだ。しかも気候が温暖なので、年間通じて楽しむことができる。写真はプシェフスキー滝へ向かう道。

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 2014年冬季五輪の舞台となった黒海沿岸の街・ソチは、市内に多くの観光名所を持つ。しかし快適な環境をあきたりなく思う向きは、近郊の滝や渓谷に足を延ばしてみてはいかがか。
 ソチといえば、亜熱帯のビーチ・リゾートというイメージが強い。しかし、市街を一歩出れば、もうそこには、早瀬に富む山脈がある。こちらがプシェフスキー滝。落差156mはロシア随一。
 そうした渓流のひとつが、ソチ北東100㎞を流れる、ルファブゴ川である。
 川幅せまく、流れは速い。ごつごつした岩が突き出し、稀少なブナ林に囲まれている。
 ルファブゴ散策路で最初に出会うのが、この「シュム(騒音)」滝。
 散策のハイライト、「ルファブゴの心」滝。
 それに劣らぬ壮観、「乙女の三編み」。
 ルファブゴ北東部にはテシェブス川に注ぐゲビウス滝がある。せっかくここへ来たのなら、落差17mの「シュヌロク(レース)」滝も見逃さないように。
 コアなトレッカー向け、チナルスキー滝の野生美。散策路を大きく外れたところにある。
 そばには「大学」滝がある。付近の村で実習を行ったクバン国立大学(クラスノダール地方)の学生たちにちなんで名づけられた。
 大変すぎる、難しすぎる旅はちょっと・・というあなた。お気を落とさずに。高速道路クラスノダール―ソチ線から外れることわずか2㎞、マメドヴォ渓谷の滝たちをお試しあれ。