1963年当時最大のスターのひとりだったのがワレンチナ・テレシコワである。6月に彼女は、宇宙に飛び立った史上初めての女性となった。
この写真は宇宙に出発する直前に主任技術者セルゲイ・コロリョフと撮られたものである。
宇宙食を試すテレシコワ。
伝説的な宇宙飛行を終えた後、テレシコワはまるでロックスターのようにモスクワで迎えられた。
同年、ワレンチナ・テレシコワは宇宙飛行士アンドリアン・ニコラエフと結婚した(結婚式にはユーリ・ガガーリンも出席した)。
この年、多くの外国人がソ連を訪れた。米国人作家で「ロシア紀行」を著したジョン・スタインベック(左側)がこのときソ連を訪れたのは3度目であった!
親ソ連のキューバ指導者であるフィデル・カストロも訪問し、伝説的バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤが出演した白鳥の湖をボリショイ劇場で観劇した。
カストロとフルシチョフは一緒にスキーに出かけた。
7月には西側の大物セレブたちが第3回モスクワ国際映画祭に参加した。その中には、シモーヌ・シニョレ、フランソワーズ・アルヌール、イヴ・モンタン、ジャン・マレーなどの姿もあった。
モスクワで行われた労働者の日のパレードの参加者。
6月にはモスクワで世界女性会議も開かれた。
1950年代後半、そして1960年代前半は、ソ連都市部の人口増による住宅難の対策のために、「フルシチョフカ」と称される集合住宅の大規模建設が行われた。多くの家庭は共同アパートを出て、(小さいながらも)自分たちの住居を持てることに大喜びした。
労働者の日(5月1日)のモスクワ、ボリショイ劇場のお祝いの飾りつけ。
レニングラードにある工場での労働者のお昼休み。
クルスクの戦いの20周年記念行事に参加するピオネール
バレエの舞台裏。
スウェーデン、ストックホルムで開催された1963年アイスホッケー世界選手権での優勝を祝うソ連代表チーム。
「自動ソリ」による郵便配達。
機動部隊司令官で共産労働者を支持しているヴィクトル・クリフォシェーエフがポーズをとる。
学校をサボって楽しんでいる少年たち。
モスクワ国立大学の図書館で働く女性職員。
伝説的ゴールキーパー、レフ・ヤーシン。
・・・そして彼の真似をするサポーターたち。
失業試験の終了を祝う生徒たち。
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