伝説的なUAZの「ブハンカ」、リリースから56年目にしてエアコンが搭載

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ロシア・ビヨンド
 「ブハンカ」の愛称で親しまれる、4×4輪駆動のバン/トラックタイプのキャブオーバー型軍用車両/汎用自動車、UAZ–452をベースにしたキャンピングカー「バイカル」に、初めてエアコン機能が搭載される。

 UAZは、運転席および居室部分の気温を調節することができるとしている。

 UAZの情報によれば、「ガソリンを使ったヒーターに左右されない給湯システムとエアコン設備のシステムが組み合わされている」とのこと。

 キャンピングカー「バイカル」はヨーロッパ向けに製造されたものであるが、まだ販売は開始されていない。UAZによれば、「アフトドム」社の工場で少量が製造されるとのこと。

 「バイカル」の居室部分のシートは、形を変えることができることから、完全なベッドとして使用することができる。このほか居室部分には、カウンター、シンク付きの調理台、冷蔵庫、ポータブルコンロ、そして20リットル入りの水が入るタンクを2つ設置することができる。

 価格は今のところ、明らかにされていない。

 最初のUAZ4521965年に生産が開始された。現在もこの車種はほぼ当初の形のまま製造、販売されている。