3月1日、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア、そして世界に対し、ロシアが最新型核ミサイル「サルマト」(RS-28)の開発と実験を成功させたことを明らかにした。「サルマト」は世界でもっとも破壊力のある弾頭が搭載されたミサイルである。
新型大陸間弾道ミサイルは、25年前に装備された「ヴォエヴォーダ」と呼ばれるRS-20Vの後継機となるもの。ミサイルは総重量200トン、有効荷重10トン、地球上で唯一となる17,000kmもの飛距離を持ち、軌道上のあらゆるものを排除する。
ミサイルは少なくとも15基の複数個別誘導再突入機(MIRV)を搭載しているが、それぞれが150–300キロトンの核威力を持ち、その衝撃はグランドキャニオンサイズのクレーターが作れるほどである。しかしこれは抑止力としてのみ使われることになっている。
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