日露研究者がロボット用ソフトの共通試験システム開発

ロイター通信

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独自にロボットを持っていなくても、ロボット・アンドロイド用ソフトを開発することのできる世界初のシステムを、トムスク国立制御システム無線電子工学大学と立命館大学の研究者が製作した。

 プロジェクトの開発者であるトムスク国立制御システム無線電子工学大学のエンジニア、ドミトリー・ヤクシン氏は、タス通信にこう話した。「インターネット経由でロボット・アンドロイド用ソフトを開発できるようになる。高額なロボットを購入しなくてもソフトの試験を行える特別な装置を、我々がプロジェクトの中で製作した。ウェブ・アプリケーションによってソフトを実際のロボットにダウンロードすることができ、アンドロイドの固定カメラとセンサーによって試験がうまくいったか、目標の達成にどれほどの時間がかかったかを見ることができる」

 

立命館大学とトムスク国立制御システム無線電子工学大学の提携で開発 

 トムスク国立制御システム無線電子工学大学と立命館大学には修士課程二重学位プログラムがあり、ヤクシン氏は日本人学生と2年かけてプロジェクトを実現させたという。

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 複合装置には試験用ロボットと京都に位置するテスト・プラットフォームが含まれている。特別なサイトを使って、試験対象ソフトをこのロボットにダウンロードすることにより、ソフト開発者は2メートルx1.5メートルのプラットフォームでの試験の様子をサイト経由で観察し、ロボットがどのように課題をこなしているかを確認することができる。

 研究者によると、プロジェクトは2つの課題を解決するという。一つ目は、ヒューマノイド・ロボット用ソフトの開発に興味を持っている人が、高額な機械を買わずに実行することができる。二つ目は、ソフトの試験結果がオープンアクセスになることで、世界中の開発者がロボット技術の喫緊の問題を迅速に解決することができる。

 システムは現在、テストモードで稼働しており、ドイツ、インド、ロシア、フランス、日本など、世界の開発者40人以上が使用している。

 

記事全文(露語)