日本人化学者がロシアで受賞

Press Photo撮影

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2013年グローバル・エネルギー賞に、ロシア科学アカデミー会員であるウラジーミル・フォルトフ氏と、日本の化学者で旭化成フェローの吉野彰氏が選ばれた。

 ウラジーミル・フォルトフ氏は、熱物性と強力な衝撃エネルギー装置についての研究が評価された。衝撃エネルギー装置はインパルス発生器、高精度の電流制限器、高圧送電線雷撃模擬器、効率の良いエネルギー変換器の製造の基礎となるものだ。

 吉野彰氏は、情報通信端末、電気自動車、ハイブリッド車などのた めのリチウムイオン電池を研究、製造したことが評価された。今年の賞金は3300万ルーブル(約1億円)で、フォルトフ氏と吉野氏がわけあう。

 

 グローバル・エネルギー賞とは

 国際的なエネルギー分野の賞となるグローバル・エネルギー賞は、人類全体の役に立つ、エネルギー分野の環境に優しい研究開発に対する褒章だ。ガスプロム、スルグトネフテガス、統一エネルギーシステム連邦電力網会社などのロシアの大手エネルギー企業支援のもと、非営利パートナーシップ「グローバ ル・エネルギー」がロシアで創設した。賞を授与するのはロシアの大統領と定められている。

 2003年に創設されて以来、イギリス、ドイツ、アイスランド、カナダ、ロシア、アメリカ、ウクライナ、フランス、日本の9ヶ国、27人の研究者が受 賞している。世界59ヶ国、2700人以上の学者が推薦権を持ち(この名簿は毎年更新)、10ヶ国、25人の権威ある学者からなる国際選考委員会が、受賞者を決定する。

 

 *元記事(露文)