コンスタンチン・ザヴラージキン撮影/ロシア新聞
また同補佐官は、日露首脳は今年、「あらゆる可能な機会に」会談していることを指摘した。今回のバリ島での会談は、サンクトペテルブルクで開催されたG20サミットの際に、日本側が要請したという。
「会談では、通商、経済、投資の各分野での協力の拡大の問題について検討される。昨年、両国の貿易額は312億ドルに達し、今年は1~7月に、7・2%増の190億ドルとなっている」。こう補佐官は指摘した。
9月に露日首脳は、平和条約締結に関する両国の枢要な問題を、勝者も敗者もいない“引き分け”の原則に則って解決していくことで、合意している。専門家らは、これを両国関係の一歩前進と評価している。
このほか、両首脳は、露日関係史上初めて、露日外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)を開催することでも合意。協議は、11月初めに日本で行われる見込みだ。
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