プーチンが新極東発展相を任命

ウラジーミル・プーチン大統領は11日、アレクサンドル・ガルシカ氏を極東発展相に任命した =ロシア通信撮影

ウラジーミル・プーチン大統領は11日、アレクサンドル・ガルシカ氏を極東発展相に任命した =ロシア通信撮影

 ウラジーミル・プーチン大統領は11日、アレクサンドル・ガルシカ氏を極東発展相に任命した。クレムリンの広報室がこれを伝えている。ガルシカ氏任命の情報は以前から流れていたが、本人はこれを噂にすぎないと否定していた。

 極東発展相はこれまで、極東連邦管区大統領全権代表でもあったヴィクトル・イシャエフ氏が務めていた。イシャエフ氏の在任期間は2012年5月21日から、大統領令によって解任される2013年8月31日まで。

 ガルシカ氏はこれまで、社会団体「全ロシア国民戦線」中央本部の共同代表を務めていた。この団体は下院(国家会議)選前の2011年、「統一ロシア」党に代わる組織として、プーチン氏が創設したもの。政党ではないものの、プーチン大統領のための人材養成の場となっている。

 

大洪水の後の極東

 新極東発展相を、水災復興という大きな課題が待ちかまえている。

 最新のデータによれば、10万人以上が被災したという。エネルギー施設の被害額は9000万ルーブル(約2億7000万円)。極東のエネルギー企業の洪水対策および水災復興作業に要した費用は、総額4億3000万ルーブル(約12億9000万円)ほど。

 しかも洪水はまだ収まってはいない。ロシア連邦水文気象環境監視局の気象予報官の予測によると、コムソモリスク・ナ・アムーレに水害のピークが訪れるのは9月13~15日。最大水位は940センチメートルに達するという。