日本のJBICとSODECO融資契約締結

「日本国際協力銀行(JBIC)」と「サハリン石油ガス開発(SODECO)」が、4億5000万ドル(約495億円)を限度とする融資契約を結んだ。JBICがこれを伝えている。

サハリン1の枠内で

 これは「みずほ銀行」、「三井住友銀行」、「三井住友信託銀行」との総額9億ドル(約990億円)の協調融資によるもの。SODECOが参加している「サハリン1」プロジェクトの一環として行われる、オドプト鉱床の開発第2段階に資金が向けられる。

 生産物分与契約の条件で実施される「サハリン1」プロジェクト(出資比率は「ロスネフチ」20%、アメリカの「エクソンモービル」30%、日本のSODECO30%、インドの「ONGC」20%)には、サハリン島北東沖のオドプト、チャイウォ、アルクトン・ダギの鉱床3ヶ所の開発が含まれる。このプロジェクトの総可採埋蔵量は、原油2億3000万トン、天然ガス4870億立方メートル。2005年にチャイウォ鉱床で最初の生産が始まり、2010年にオドプト鉱床、昨年1月にアルクトン・ダギ鉱床でそれぞれ生産が始まった。プロジェクトが始まってから生産された原油は7000万トン以上、生産、販売された天然ガスは160億立方メートルにのぼっている。

 

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