ロシア極東の研究者は、入念な調査と研究を経て、2011年に発生した「福島第一原子力発電所」の事故はロシア極東の海域で捕獲される魚介類の質に影響をおよぼさなかった、という結論に達した。
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このような結論を3日に発表したのは、ロシアの「太平洋漁業海洋学科学調査研究所(TINRO)」。具体的な海域は日本海、オホーツク海、ベーリング海、太平洋北西部のロシアの排他的経済水域の漁場。
「空気、水、捕獲された魚介類の背景放射線の測定が6500回以上実施された。水生生物体およびその生息環境の人工放射性核種濃度として得られたすべての値は、事故前の水準と一致した」と、TINROのウェブサイトで伝えられている。
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