最近15年間で初めて、ボリショイ・モスクワ国立サーカスが本格的なプログラムを揃えて日本公演を行うことになった。同サーカスは、やはりモスクワの「ツヴェトノイ・ブリバール・モスクワ・ニクーリン・サーカス」と双璧の存在だ。公演は来年、4~5都市で行われる。同サーカスのエドガルド・ザパシヌイ団長がタス通信に語った。
「今日、日本側が、ボリショイ・モスクワ国立サーカスとの契約に調印し、来年、この15年間で初めて、我々は本格的なプログラム
を丸ごと引っさげて、3ヶ月間にわたり公演することになった。契約は、3ヶ月の期間を見込んでおり、わがサーカスのアーティスト達は、4~5都市のスポーツ会館で出演することになる。都市の数は今確認中だ。約50名が公演に参加する。間もなく、プログラムの準備にとりかかるが、日本側は、クマと空中アクロバットを含んだものを必ず入れてほしいと頼んでいる」。ザパシヌイ団長はこう述べた。
また団長は、ロシアの国立サーカスはもう50年以上、日本公演を行ってきているが、今年は初めて公演がなかったことも指摘した。
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